綴る人。

日々の感情を綴る。

買う、着る、そして「いいね」をもらいたがる。

複合型商業施設を彷徨く。

日曜ということもあってか、人の人数はかなり多い。見渡す限り、人、人、人。たまに犬。

いろんな服装。洒落た洋服の若い女の子、くたびれたTシャツを着たおっさん、ペアルックのカップル。

人は何を基準に自分が着る洋服を選ぶのだろうか。体型?性格?流行?

私は流行とかあまり考えた事がない。正確に言うと、流行に追い付けず、勘違いしたイケテる風の服を選びがち。流行り廃りのスパンは短い。ファッションとなると、そのスパンの短さは目を見張るほどの高速さである。

 

流行りとかを気にせずに、自分が選んだ服を褒めてもらうと嬉しい。嬉しいが、その時点で他人の目を気にしているのだから、本末転倒な感じは否めない。ここでも、「いいね」を気にしてしまう。

人は元来、評価を求めてしまう生き物なのかもしれない。

私自身も、この思いの丈をブログという媒体で世間へ発信しているので、「いいね」を欲しがる人間であることは間違いない。

それでも、「自分は自分だ」と言い聞かせながら、どこかしらに設置されている「他人の評価」という檻に気がつかないまま、日々を過ごしている。