綴る人。

日々の感情を綴る。

2021-01-01から1年間の記事一覧

欲深く。

東京で暮らしているわけではないが、『東京の古本屋』という書籍を入手。 琴線に触れるとはこういうことか、と思えるような装丁。 触ることもなかなか憚られるような緊張感。大切にページを捲る。 おかしな感染症が落ち着いて、暇ができたら巡ってみたい。東…

モンテ・クリスト犬。

出掛けるとき、視線が気になる事がある。 どうしても外せない用事なのだと説明して出掛けるが、たまに床が濡れている事がある。 さすが我が家の巌窟王。復讐の方法を心得ておられるようである。 排泄物を然るべき場所から外れた場所で噴射する。その行為の原…

自分らしい感謝と気付き。

早朝に目覚める時、ふいに電車の踏切警笛音が聞こえる。耳を澄ますぐらいでようやく聞こえる程度の音。何気なく聞いていたが、大体の人たちが寝ているこんな時間に電車を運転している人がいるんだなぁと夢うつつにぼんやりと考える。そう思うと、大変な仕事…

苦行DEガッデム。

待ちわびていた本が届いた。最近面白いと思った雑誌。必然的に次の号も読みたくなる。前回届いた日あたりになると、ソワソワして何度も郵便受けを確認していた。そして今日、ついに届いた。 が、 お分かりいただけたであろうか。 そう、なぜかこの前購入した…

S.P.B。

次の日が大変だということが分かっているのに、仕事に行かなければいけない。 男には、負けると分かっていてもやらねばならないことがある、みたいな言葉があったと思う。 負けると分かるなら行きたくない。しかし、誰かしらに迷惑をかけるかもしれない、怒…

モーニングフンフン。

早朝に耳元で「フンフンフンフン」と匂いをかぐような鼻息が聞こえるのである。それはまるで某子供向け番組の公共交通機関の擬人化(顔だけ?)シリーズを彷彿とさせるような、蒸気を発しているような鼻息なのである。 犯人は、最近家族の一員になった、お天…

刺読。

読書をしている時に、極稀に、はっとさせられるような文章を読む事がある。 感動的な台詞とかそういう事も含まれるけど、大概は自分の問題点やダメな点を指摘されたように感じるといったような時がそれにあたる。 今回は、内田義彦氏の『読書と社会科学』と…

色彩少々我慢少々。

頭の片隅にはあった。しかし、なぜかやらなかった。終わり間際に慌てて始める夏休みの宿題のような感覚。提出期限があるわけではないし、やらなくて怒られることもないからそういった意味では全くの別物だけど。やっている以上は続けるべき。だと思う。ので…