綴る人。

日々の感情を綴る。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

シリーズ:ジンカン(2)

よく分かっていないのに、たまに社会派の映画を観たりする。少し知識人ぶって、政治的な思想を題材にしたストーリーを観ることが多い。巨悪に立ち向かう主人公の姿を追った物語、事実に基づくフィクション、あるいはドキュメンタリー等、パターンは様々であ…

小ラム。

世の中には、計画を立てて行動する人間と、そうでない人間に分けられると思う。 前者は、時期、時間に合わせてやるべき事、やりたい事を事前に予定に組み入れる。計画通りにことが進むかどうかには、その人の遂行能力の個人差や外部環境の干渉等もあるだろう…

シリーズ:ジンカン(1)

イデアという言葉を最近学んだ。なんでも、そのもの本来の姿、心や魂で見るものという意味合いを持つ言葉らしい。言葉という分かりやすいツールをうまく使いこなせていない自分からしてみれば、このイデアという概念を説明するのはなかなか難しい。というよ…

臭末のラグナロク~輪廻~

「輪廻」 サンスクリット語のサンサーラに由来する用語。命あるものが何度も転生し、人だけでなく動物なども含めた生類として生まれ変わること。 生きてる生きている。その現(うつつ)だけがここにある。生きることは、すなわちサンサーラ。嗚呼。 これは、と…

臭末のラグナロク ~邂逅~

これは、とある男ととある生命体の、因縁の物語である。 一番記憶に新しいのは二年程昔ではなかろうか。いや、本当はもっと以前から合間見えているはずであるが、特に印象に残っているのがその日である。 車に乗って帰宅していた時。早い段階から異変(異臭の…